9日目は(自分が)~してもいいですか?と他人に許可を求める表現を覚えます。
「何かお手伝いしましょうか?=いらっしゃいませ」
お店に入ると店員さんの第一声がこのフレーズだと学校で教わっている人は多いのではないでしょうか?
「いらっしゃいませ」は他にもたくさん言い方がありますのでここでは深掘りしませんが、“ May I help you? ”に関しては相手に許可を求めているフレーズで様々な場面で使われています。
お店に入った瞬間店員さんの第一声が“ May I help you? ”なら「いらっしゃいませ」ととれますし、街なかで道に迷っているときなど見知らぬ人が“ May I help you? ”と声をかけてくれたなら「何かお困りですか?」みたいな感じのニュアンスです。
電話を掛けて何かを尋ねようとしたとき、電話オペレーターが“ May I help you? ”と言ったなら「ご用件はなんでしょうか?」のような感じになります。
この表現は自分が相手に対して許可を求める表現なので主語はIになります。
それと、“ May ”のカジュアルな表現が“ Can ”なので、“ Can I help you? ”と言うフレーズもよく使われます。
“ May ” と“ Can ” の意味の違いはほとんど無いのですが、前述したように“ Can ”はカジュアルな場面で使う表現なのでフォーマルな場面では必ず“ May ”を使うようにしましょう。
ただし、何でもかんでも“ May ”を使っていると日常会話では不自然だと言う方もいらっしゃいます。
店員さんがお客様に対しては“ May ”で普段使いでは“ Can ”でいいと思いますが、使う場面を迷った場合は“ May ”を使って置けば無難です。
だって、仮にその場面で“ May ”を使うのが不自然でも失礼にはならないわけですからね。
ちょっとくつかの場面を想定してフレーズを見てみましょう。
移動中の機内で
May I recline my seat? 「シートを倒してもいいでしょうか?」
May I have another blanket,please? 「もう一枚毛布をいただけますか?」
ホテルで
Can I borrow a hair dryer? 「ドライヤーを貸していただけますか?」
Can I see the room? 「部屋を見せていただけますか?」
街中で
May I sit here? 「ここに座ってもいいでしょうか?」
May I smoke here? 「ここでたばこを吸ってもいいでしょうか?」
とまあ、こんな感じで使えるのですが、今書いてて思ったのはやはり“ May I~? ”のほうが使いやすいですね。
知らない人に対しては日本でも敬語を使うと思うので、敬語の場面ではMay I を使ったほうが良いかもしれません。
ただどちらも通じますので。
ちなみにもっとかしこまった聞き方をする場合は、
のように“ Do you maind if ?I~? ”を使います。
余裕があったら合わせて覚えてみてください。
今日はこのフレーズを覚えろ!!
Can I 〇〇? 「〇〇してもいいかな?」(カジュアル)